ホテルニューオータニ春のイベント「お庭で茶の湯」体験
ご訪問ありがとうございます。
お抹茶Happylifeの大澤美智子です。
桜もあちらこちらで咲き始めましたね。
つい先日、ホテルニューオータニの春のイベント、「お庭で茶の湯」（野点）に行ってきました。
格式高い老舗ホテルの茶の湯と聞くと、「色々知っていないと難しそう、気後れしそう、、、」と思われるかもしれませんが、今回、茶道のお話（お軸やお花、お道具など）は特になく、どなたでも気軽に茶の湯の世界を楽しめるような、カジュアルなお茶席でした。
天候にも恵まれ、広々とした美しい日本庭園の開放的な空間で、美味しいお菓子とお抹茶でほっこり。それだけで非日常の特別な時間となりました＾＾
初めての方にもわかるように、用語や流れをご紹介しますね。
野点とは
「野点」の読み方は「のだて」。
「野で点てる」つまり、屋外でお茶を点てる茶の湯のことをいい、春や秋など、気候の良い時期に催されることが多いです。一般的に、屋内で行われる茶会より、略式でカジュアルに行われます。
立礼式茶道
「立礼式」の読み方は、「りゅうれいしき」。
茶道の方式の一つで、テーブルと椅子を用いてお茶をたてる、椅子点前 (てまえ) 。 略して立礼ともいいます。
明治4 (1871) 年に京都で開催された第1回京都博覧会の際、裏千家 11世玄々斎宗室が、外人客用に椅子に座ってお茶を飲めるように考案されたのが始り。現代では各流派によってさまざまの立礼卓や立礼棚が工夫されており、庭園で行われる「野点」などで大変よく使われています。
ホテルニューオータニ春のイベント「お庭で茶の湯」の流れ
一言で言うと、茶道の点前（お茶を点てるための一連の流れ）を見ながら、お菓子→お抹茶の順でいただく流れになります。
① お菓子をいただく
開会のご挨拶の後、お菓子が振る舞われます。
この日のお菓子は、たねやさんの花貝あわせ最中。
白・ピンク・緑の薄いもなか生地に、餡を自分で挟み、出来立てをいただくスタイル。（お持ち帰りもOK）
サクッとした薄めのもなか生地と、瑞々しいしっとり優しい甘さのつぶ餡の絶妙のハーモニーで、とてもおいしいお菓子でした。
② お抹茶をいただく
お着物の女性が、美しい点前で、お一人ずつ丁寧にお茶を点ててくださいます。
その後、ホテルスタッフの方によってお抹茶が運ばれてきます。
自然と背筋がスッと伸び、落ち着いた穏やかな気持ちで、お抹茶をいただくことができました♪
（写真撮影も自由でしたよ。）
今回、開催数日前に知ったイベントだったため、抹茶講師養成講座オンラインコース2022年春生の申し込み特典の一つとして、ご都合の合う方とご一緒しました。
生徒目線、講師目線の両方から、色々なレクチャーもさせていただきました。
これからもお出かけイベント、企画していきますね！
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