専業主婦の私が自宅で起業するまでのストーリー①
2022.09.26
ご訪問ありがとうございます。
お抹茶Happylifeの大澤美智子です。
今でこそ、「現代テーブル茶道家」として、さまざまな活動をしている私ですが、最初は全く普通の専業主婦でした。そんな私がなぜ自宅で起業しようと思ったのかについて、お伝えしていこうと思います。
人生100年時代と言われ、働き方を見直す人も増えていますよね
あなたの大切な人生の時間や労力を費やして働くことで、これから何を得て、どう生きていきたいか考える時の参考になりましたら幸いです。
習い事大好き。資格もたくさん取っていた20代
私自身、幼い頃から習い事が大好きで、茶道以外にも、ピアノ、バレエ、硬筆、毛筆、公文、テニス、着付け、パン、紅茶、フードコーディネイターなどなど・・・興味があれば、楽しく挑戦していました。
また資格も、1日であっさり取得できてしまうような資格から、ある程度の期間とお金がかかるような趣味の資格、はたまた合格率数%という難関の国家資格(社会保険労務士)まで幅広く取得し、振り返るとどんだけ〜と過去の自分に突っ込みたくなるほどでした。巷で言われる、資格コレクターのような感じだったかもしれませんね。
なぜそんなに特技を身につけたり、資格を取っていたのか
実は、10代の頃から、将来一つの会社で勤め上げるイメージがどうしても湧かず、何か教える人になりたいと思っていました。
女性の社会進出は当時から言われていましたが、まだまだ男性社会。また、年齢を重ねて体力が落ちても、満員の通勤電車に乗らなければならないことや、残業や出張、もしかしたら転勤もありながら、出産も育児も、いずれ介護も?しなければならないかもと思うと、誰かに雇われる働き方は、融通が効かないし、結局続かないと若い頃から思っていました。
ということで、将来何をしたらいいのかまだ全然わからないけれど、「何が自分の身を助けてくれるかわからない!」「とにかく今はやりたいものはやっておこう!」という気持ちでした。
夢見て苦労してとった資格が・・・ショックな問題に直面
結婚してしばらくは会社に勤めていましたが、色々考えるところがあり会社を退職し、失業保険をもらいながら社労士資格のスクールに通いました。当時は、「自宅で開業でき、主婦でも家庭と両立しながら、長く活躍できる専門職」のような誘い文句がとても魅力的に思えました。
当時、まだ子供もいなかったため、半年間しっかりと試験勉強をし、おかげさまでわずか6ヶ月で社労士試験に合格することができました。
その後、社労士事務所で実務経験を積もうと思い、都内までアルバイトに通っていたのですが、そこで数々の現実を知り、ショックを受けることになります。
それは、社労士は、主婦が自宅開業して、子育てしながら仕事ができるほど甘くはない!という現実です。社労士事務所を開業すると同時に事業主となり、主人の扶養から外れなければならないと言われたり、またクライアントは中小企業の社長様が多く、お仕事も夕方や夜も会食もありうる、そのような厳しい事実を、社労士のアルバイトでたくさん知ることになるのです。
そんなの当たり前でしょ?舐めてるの?と思われそうですが、資格を取る前は、主婦でも両立しながらできると思えるような誘い文句や実績紹介ばかりだったんですね。
社労士の資格を取り、出産して落ち着いたら社労士事務所を開いて・・・と思い描いていたのですが、残念ながら見立てが甘く、理想のライフスタイルとあまりにかけ離れていたことに気づきました。
結局そうこうしているうちに、一人目を妊娠したのを機に、アルバイトを辞めて完全に専業主婦になりました。
私が20代終わりに気がついたこと
いろいろと習い事をしたり、資格を取ったものの、それだけでは何も始まらない。それを結局どうやって仕事にしていくのか、家庭や育児と両立しながら、低リスクで始めて、細くても長く続けていく働き方ってどうすればできるのか・・・・考えれば考えるほど、わからないことだらけだということに気がつきました。
そして、そのまま、専業主婦で家事と子育てに奮闘する日々が続きます。
長くなりましたので続きは次回・・・。