「部下の食事マナーが気になる…でも直接言えない」そんな時のスマートな伝え方
〜部下に直接注意しにくい会食マナーの改善を、自然に促したいとお考えの方へ〜
部下や後輩と会食に行ったとき、相手の食べ方や態度に「おや?」と感じたことはありませんか?
お箸やお椀の持ち方が気になる…
箸置きがあるのに使わない…
周囲への気配りが少ない…
そんな時、「注意した方がいいかな」と思っても、直接伝えるのは勇気がいるものですよね。
場の空気を壊したくない、関係性を悪くしたくない――そのお気持ち、よくわかります。
しかし、マナーや気配りのなさは、本人ではなかなか気がつけないもの。知らず知らずのうちに、大切な場面で損をしてしまうのはもったいないことですよね。仕事ができる方ほど、会食での印象で評価を落としてしまうことは、本当に残念なことです。
そこで今回は、「直接注意しにくいマナーの改善を、自然に促す方法」を3つご紹介します。
また海外からのお客様と会食する時に身につけておきたいことや、最後に研修のご案内と無料チェックリスト(会食マナー自己診断10問)もご用意しました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
目次
①チームで学ぶスタイル
特定の人を名指しせず、「チーム全体のスキルアップ」として提案する方法です。
例:
「この前お客様とランチした時、所作がすごく美しくて印象的だったんだ。
うちのチームも、お客様と食事する機会があるから、一度みんなでマナー研修とか受けてみない?」
🔹 ポイント:
・個人攻撃にならない
・ポジティブなきっかけ話から入れる
②未来への投資スタイル
信頼関係がある1対1で、「あなたの成長のために」という前向きな言葉で伝える方法です。
例:
「○○さんは仕事でとても頼りになるけど、この前の会食を見て、もしかしたら少し損しているかもしれないかも、と思ったんだ。これからもっと大きな舞台で活躍してほしいから、食事の時の振る舞いは早めに身につけておくと、絶対武器になると思うよ。」
🔹 ポイント:
・批判ではなく、「応援しているからこそ」という気持ちを伝えること
・将来の活躍と結びつけることで、相手も納得しやすくなる
③自分の失敗談スタイル
自分の恥ずかしい失敗談を笑い話として話すことで、相手の心のガードを下げます。
例:
「私も若い頃、会食でお肉を一口で食べちゃって、先輩に“それはちょっと…”って苦笑いされたことがあるんだ(笑)
それ以来、人の振る舞いをよく見るようになったんだよね。○○さんも今のうちに意識しておくと絶対得だよ。」
🔹 ポイント:
・自分もできなかった経験を先に出すことで、上から目線にならず、アドバイスがスッと心にはりやすくなる
ビジネスマナーは「会社の顔」をつくる
会食や接待の場での立ち居振る舞いは、名刺以上に「会社の顔」として相手の記憶に残ります。
たとえば、
・お箸やお椀の持ち方が美しく、扱い方が丁寧
・料理をいただく時の動作が静かで品がある
・自分より相手の料理や飲み物に気を配れる
・会話の間や話題選びが上品
こうしたふるまいは、無言のうちに「この会社は信頼できるな」「丁寧な仕事をしそうだな」というメッセージを発しています。
逆に、
・音を立てて食べる
・料理や器をぞんざいに扱う
・自分の話ばかりする
・マイペースで食べる
・スマホをよく触る
こうした所作は、仕事の能力や実績とは関係なく、「その人=会社の質」と見なされ、一瞬で相手の信頼を損ないかねません。
会食マナーは「社内評価」ではなく「社外評価」に直結するスキル。是非身につけておきたいビジネスマナーの一つだと言えるでしょう。
海外からのお客様と会食する時に身につけておきたいこと
海外ゲストとの会食は、料理を食べるだけでなく、日本文化を体感していただく舞台でもあります。
そのため、単なる作法以上に、日本人としての所作や心配り、その背景にある精神性を理解し、自然に体現できると、相手に深い感動と信頼感を与えることができます。
たとえば、
・禅の食事作法に見られる「食と丁寧に向き合う姿勢」
・「いただきます」に込められた感謝の心
・謙虚さと敬意を表す立ち居振る舞い
・抹茶や和菓子のいただき方といった文化的教養
・所作に込められた意味を理解した、和室での立ち居振る舞い
など。
これらは海外ゲストにとって「日本らしさ」を感じられる瞬間であり、接待する側の品格を示す機会でもあります。
そして会社のブランドイメージを向上させる大きなチャンスにもなるでしょう。
床の間にかけられたお軸やお花をじっと拝見してから着席するだけでも、きっと海外ゲストに与える印象が変わります。
マナーと共に、所作や文化的教養も身についていくと、その自信が凛とした風格になり、海外ゲストのみならず、周囲からの好感、信頼、尊敬へと変わっていくでしょう。
会食マナー研修のご案内
弊社では、社員の印象力を高める研修として、「和食マナー&会食力アップ研修」をご用意しています。
和食の作法、会食の心構え、お客様を安心させる所作や心遣いのポイントなどを体系的に学べます。
また、和室マナー&文化的教養研修など、対象者や目的に合わせたプランも可能です。
世の中には、自分を美しく見せるためのマナーや、これは絶対にダメと言い切るマナーを発信・指導されている講師の方もいらっしゃいます。
しかし、マナーを心得ることは、食事作法を一つ一つ完璧に守れるようになることが目的ではないはずです。
その先にある「会食の目的」(接待、商談、両家の顔合わせなど)を果たせることが、何より重要だと考えております。
研修を通して、マナーを心得たことにより何が「達成できるか」を意識できるようになり、食事の場で自信を持って振る舞えるようになると、印象UP、商談・交渉の成功率UP、上司や取引先からの評価UP、海外ゲストへの対応力UPにも繋がります。
✅ ご自身や、社員の外部印象を高めたい経営者様
✅ 会食や接待の機会が増えてきた営業の方
✅ 海外からのお客様との会食で、好印象を残し、信頼に繋げたい方
などの皆様に特におすすめいたします。
(懐紙もスマートに使えるようになると、大人の余裕や品格に繋がりますよ)
少しでもご興味を持っていただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
→ 研修のお問い合わせはこちらから
無料チェックリスト(会食マナー自己診断10問)
※各項目で「あまりできていない」「意識していない」が3つ以上あれば、改善の余地ありです。
【食事の基本動作】
1, 箸やお椀の持ち方は正しく、美しく持てている
2, 懐紙の使い方を心得ている
3, 器やカトラリーから音を立てずに食べられる
【気配り・配膳】
4, 自分より先に相手の料理や飲み物を確認している
5, 座席や話題にも自然な配慮ができる
6, お酒の注ぐタイミングや注ぎ方にも配慮ができている
【会話・態度】
7, 食事中はスマホをテーブルに出さない
8, 相手の話を遮らず、適度な相槌で会話を盛り上げている
9, 食事のスピードを相手に合わせられている
【総合印象】
10, 会食後に「またこの人と食事したい」と思ってもらえる自信がある
結果の目安
8〜10点:非常に好印象。自信を持って会食に臨めます。
5〜7点:概ね良好ですが、細部を磨くとさらに評価が上がります。
0〜4点:第一印象で損をしている可能性大。早めの改善がおすすめです。
\診断結果をもとに印象力をアップ!/
和食の作法や会食の心構え、そして海外ゲスト対応のための日本文化解説も学べる
「和食マナー&会食力アップ研修」 で、即戦力の印象美人・印象紳士に。
いかがでしたでしょうか?
会食マナーは、相手への思いやりを形にしたコミュニケーションスキルです。自信を持って振る舞えるようになると、交渉がスムーズに進んだり、上司や取引先から評価が上がったりと、必ずビジネスの追い風になります。
大人になると、改めて学ぶ機会や、周りからどう見えているかフィードバックをもらう機会はなかなかないのではないでしょうか。
もし本格的に身につけたいと感じたら、座学や実践(会食)を組み合わせた研修などを活用してみるのも一つの手だと思います。また座学だけでも、すぐにその日のお食事からお役立ていただけることでしょう。
ワンランクUPのビジネスコミュニケーションにご興味がございましたら、まずはお気軽に私共にご相談くださいませ。
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